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株式会社 シライは、包装資材・包装機械の総合商社です。 マップ Q&A

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Q&A

自動梱包機について

自動梱包機の発明者
自動梱包機は、昭和30年代に発明されているので、普通に考えれば、外国人ということになりますが、実は日本人です。
昔の梱包材と言えば、縄、帯鉄、針金などでしたが、その後、紙バンドが普及し出し、その流れから、自動梱包機が商品化されたそうです。
ですから、自動梱包機が世に送り出された時は、紙バンドが包装資材として使用されていたことになります。
その後、紙バンドは、PP(ポリプロピレン)バンドにとって替わられますが、このPPバンドの発明者も日本人ということです。
気温による影響は
あるのか?
梱包機は、PPバンドを溶着しますので、気温の影響を受けます。
バンドの溶着は、ヒーターの原理を使っているので、バンドの「溶け具合」で溶着の状態が変わってきます。
ヒーターの温度が低いとバンドが十分溶けずにくっつきません。
逆に、高すぎると、溶着しきれない状態で、対象物(例:段ボールケース)の反発により、剥がれてしまいます。
梱包機という機械は、一瞬にしてバンドの表面を溶かし、接着する機構ですから、バンド表面を溶かしすぎるとすぐに剥がれてしまいます。
梱包機のヒーターの温度を一定に保つことはできても、バンドの表面の温度は、真夏と真冬では、かなりの差があります。
これにより、真夏や真冬に「バンドの接着が悪い」というトラブルが発生するのです。

夏と冬で温度の調整が必要かと言うと、必ずしもというわけではありません。
気温の差が激しいところでは、温度調整が必要となるかもしれません。
ヒーターの温度が適温かどうかチェックするには、バンドの接着部を剥がしてみて、接着部が全体的に白っぽくなっていれば、適温ということになりますが、白い部分が少なく、接着不良が多い場合は、調整の必要があります。
梱包機のヒーター温度の調整は必要?
温度調整ダイヤルの調整が必要な時
1.以前と厚みや素材が異なるバンドを使用する時
2.ヒーターの劣化
3.気温の大きな変化

ほとんど調整する必要はないのですが、真夏と真冬の温度差が大きな場所では、最高気温、最低気温に注意しながら少しだけ調整すると良いです。
それから、最近ではヒーターの性能が上がり、劣化はそれほど顕著ではないのですが、古い機種では、ヒーターの劣化に合わせて、調整ダイヤルを「高」に近づける必要があります。
ダイヤルが「最高」の状態でも、バンドの溶着不良が発生するようでしたら、ヒーターを交換しなければなりません。
自動機と半自動機の違いは?
梱包機と言えば、これまでは自動梱包機を指すと考えて良かったと思います。
自動梱包機は、スイッチを押すと自動的にバンド掛け、溶着、切断を行う機械で、作業者はケース等の対象物を台に置き、押しボタンスイッチを押すかフートスイッチを踏むだけで結束作業が終了します。
比較的大きな機械ですが、工場から商店まで、多種多様の事業所で使用されています。
しかし、不況下では少し高価なものとなったようです。
安価という面で注目されているのは、半自動梱包機です。

半自動梱包機は、自動梱包機の「バンド掛け」の動作を人手で行うのですが、バンドの先端を差し込むだけで、締め付け、溶着、切断の動作を自動で行ってくれます。
もちろん、自動梱包機と比較して、結束の作業時間は長くなりますが、自動梱包機よりも遥かに安価で、「個人」でも手が届く価格となっています。
繊維類などの柔らかい対象物を結束することは可能か?
元来、梱包機は柔らかい対象物(製品)には不向きではありますが、現在、引締力を限りなく小さくした半自動梱包機が登場しており、ユーザーさんのご期待にほぼお応えできるようになっています。
その代表は、D−53、D−55です。
但し、結束力を弱くした梱包機は、結束後、バンドが輪っかの状態で機体に残ってしまうというトラブルが発生することがあります。
また、結束力を極限まで弱めようと、ご自身でなんとかしようとすると、思わぬトラブルになる可能性がありますので、販売店や修理業者などに相談された方が良いでしょう。
水産型梱包機とは?
梱包機は、水産・漁業でも、なくてはならない存在となっています。
よって、梱包機には、「水産型梱包機」という機種があります。
フレームの大部分は、ステンレス製で耐水性を備えています。
基本的には、「防水仕様」となっていますが、水産・漁業では、「環境」が厳しく、防水仕様といえども、故障しやすいと言えます。
それは、水産・漁業では、水に塩分を含むことが多く、真水では起こりえないような腐食が発生するからです。

腐食しないと思われがちな金属、ステンレス、アルミニウム、銅ですが、塩水に対しては、腐食することがあります。
ステンレスは合金ですから、種類により、錆びやすいものと錆びにくいものがあり
ます。
防水仕様では、鉄はほとんど使用されることなく、ステンレス・樹脂が中心となっていますので、基本的には腐食しにくいことは間違いありません。
保証期間は?
梱包機の保証期間は、多くのメーカーが半年としていますが、輸入品の場合、3ヶ月だったり、まれに「保証期間なし」ということもあります。
ある国産メーカー品は、保証期間が1年間となっています。
しかも、「火災・盗難保証」(無料)付きです。
これほど充実した保証は、他メーカーにはないはずです。
火災については、梱包機の「燃え残り」があれば、保証の対象になります。

梱包機に限らず、包装機械の保証期間は、各メーカーにより異なりますので注意が必要です。
梱包機の「キの字結束」の方法は?
全自動梱包機の場合、基本的には、進行方向に対して直角にバンド掛けする機械です。
ダンボールケースなどの対象物が、梱包機のアーチを通り抜ける時に横からバンド結束します。
ですから、最初に1本掛けた後、対象物を少し進ませて、更にもう1回バンド掛けすることにより、2本掛けの状態になります。
そして、梱包機から排出された後、ターンテーブルなどで90°回してから、次の梱包機に搬送させ、1本掛けて「キの字結束」となるのです。
特殊な場合を除きますと、全自動梱包機(2回掛け)+ターンテーブル(90°回転)+全自動梱包機(1回掛け)という「システム」になります。