Q&Aメンテナンの方法とライセンスについて

    オーバーホールとは?
    オーバーホールというものは、近い将来、トラブルとなる可能性が高い部品の交換を行ったり、トラブルの発生を防ぐ調整・清掃・注油などを行うことです。
    現場で行うこともありますが、持ち帰り、時間をかけて整備することもあります。
    また、対象の機械の「持ち込み」も可能です。

    メンテナンスの「宅配サービス」は可能か?
    紐掛機の「カム本体」に限り「宅配サービス」を行っています。
    紐掛機の「カム本体」は、メンテナンスを要する部分が集中しており、小さな部品の集合体で、消耗品・準消耗品が多く、そして、最もトラブルの多い場所でもあります。
    この「カム本体」は、丸ごと取り外すことができ、それほど大きくもないので、宅配便で送付することができます。
    このカム本体の取り外し方、取り付け方をよくご存じで、ある程度メンテナンスに慣れたユーザーさんには最適です。

    デジタル機器を利用したメンテナンス
    電話ではトラブルの状況を伝えきれない場合は、運転映像やトラブル映像を送付して頂くという方法があります。
    動画はファイル容量が大きく、メールの添付ファイルでは送信できませんが、サーバーなどを経由して送信してもらえれば、その映像を見ることができます。
    その映像を見ながら、対処の方法を電話でアドバイスをするという方法があります。
    (詳細につきましては、現在検討中)

    機械に適したオイルは?
    機械メンテナンスに関して、どのようなオイルを使用すれば良いかというと、「マシン油」がお勧めです。
    「マシン油」には番手がありますが、粘りが少しあればそれほど気にする必要はないでしょう。
    しかし、「ミシン油」は避けた方が良いです。
    「ミシン油」は、保ちが悪く、すぐに「油ぎれ」となってしまいます。
    「ミシン油」は、水のようにサラサラで流れやすく保ちが悪いのです。
    (差さないよりは良いですが回数を多くして下さい)

    それから、潤滑剤(CRCなどのスプレー)は不向きで、注意が必要です。
    なぜならば、潤滑剤は「潤滑油」ではないからです。
    潤滑剤は、錆止めや汚れを落とす効果があり、機械に使用することも多いのですが、その反面、油を落とす効果もあります。
    潤滑剤は、乾きが早く、焼き付けを起こすことがあります。
    回転が速い部品に対しては、潤滑剤に焼き付け防止機能はありません。

    グリススプレーの中には粘着材を入れてグリスのように見せているものがあり、固まると油の差し口をふさいでしまうので、お勧めできません。
    場合によっては、エンジンオイルを代用することができますが、4サイクルエンジンのものをご使用下さい。
    オイルの性質が異なりますので、2サイクルエンジンのものは、使用しないで下さい。

    お勧めとしましては、1番 機械油(マシン油)、2番 エンジンオイル。
    どうしてもスプレーが良い方はグリススプレーの良いものをお使い下さい。

    メンテナンスにライセンスはあるの?
    2009年より、初めて「ライセンス制度」が一つのメーカーより導入されました。
    「ライセンス」は、「免許」ではないので、「ライセンス」がなくても、これまで通りメンテナンスを行えますが、技術レベルに関して一定の基準が設けられ、ユーザーさんとしては比較しやすくなるはずです。
    このメーカーのライセンスは、梱包機のみで、「レギュラーライセンス」と「マスターライセンス」があります。
    当然、「マスターライセンス」の方が上級ということになります。